我が家は2006年に自宅を建てました。土地と家は一流ハウスメーカーではなく地元の工務店で注文住宅で間取りのデザインは自分で間取り図をExcelの描画を駆使して描いて、外観イメージも描いて、設計の方を情報を共有して、設計をしていただきました。自分は自動車業界の技術者でもありましたので、図面を書くのは簡単だし、中学生の頃は建築設計士にも憧れてデザインの本を買って勉強した記憶もあるし、中学校の技術・美術は大好きかつ得意だったので、楽しく色んな間取りを作っては家族会議でデザイン審査を行ってました。設計者の住む家を建てるわけではなくて、自分が住む家を建てるので、設計者から100%提案してもらうより、基本は自分でスケッチでもいいんだけどイメージを共有したほうが、やり直しが少ないので、もしも注文住宅を建てる場合はやってみたほうがいいと思います。
ただし!今色々勉強してきた自分としては「持ち家か?」それとも「賃貸か?」と言われると「賃貸派」です。特に借金してまで建てない方がいいんじゃないかな?と思います。終身雇用も崩れつつある現在、多額のローンを抱えると身動き取れなくなります。
家は「資産になるから」と言われて営業の方から言われますがあくまでもセールストークです。間違いなく「負債です」。それよりも資金を運用等で増やして身軽にしとくのが「人生の選択肢を増やす」ことにつながります。この話題は今日伝えたいこととずれるし重い内容なのでまたの機会にします。
さてさて、本題です。
家をたてると必ず「芝のある庭」に憧れますよね?私もそうでした。そして地元のローコスト住宅で建物のお金を浮かして、庭のデザインはHPで施工事例を見てとても素敵だと思った一流メーカー系の外構デザイン会社にお願いしました。
庭のデザインは工務店の提案は自分のレベルと大差なくピンとこなかったのですが、外構デザイン専門家の提案はメッチャ素敵で、ひとめぼれでした。
家も、人と同じで「外見は大事」だと思ってます。「人は中身が大事」と言われますがが外見がイマイチだったら中身の良さを伝えるところまでたどり着けません。「人は外見(第一印象)は大事。中身も大事」ですね。
で、完成したときは芝生もきれいでしたが、数年後くらいからは、コケも生え、草むしりにも追われ・・・さぼると荒れ果てて・・・「あぁ、草むしりやらなきゃ!」って思いながらなかなかできないというストレスを抱える状況。で、気合を入れて草むしりをすれば蚊が寄ってきて、またイラつきながら作業をする。。。というメリットが何もない状態でした。
「草むしり」という作業は何も生産性のない作業、なのにも関わらず、結構時間と気力を要する作業なので、「これは人生の無駄な時間だから、なんとかしたいなー」「(自分のイメージしてる)人工芝も安っぽいし。。。」って思いながら調べていくと最近はリアルな毛足の長い人工芝があることを発見!
YOUTUBE等で自分で作業も出来そうだということを確認して1m×10mで2万円くらいのものを発注しました。
で、ちょうど5月の連休でどこにも旅行等にも行けない状況だったので、ここがチャンスということで気合入れて頑張りましたので、その作業順序をお話しします。
1.天然芝を取り除く!
まずは天然芝を除去。近くのホームセンターで根切りスコップを購入し、20センチ四方くらいのの大きさに切れ目を入れ根を切ってそのスコップで掘り起こします。普通のスコップでは全くダメです。地表ははげてても、根っこはしっかり生えてます。これが重労働でした。
2日くらいかけて何とか掘り起こしました。ただしこの状態では根っこに土が残っているので捨てられないので、しっかり土を取り除きます。
ここまで、かなりの時間と労力を費やし、ちょっとこれは大変なことに手を出してしまったかな?と若干の後悔をしつつ、もう戻れませんw。前進あるのみです!
2.平らに地ならしします
いったん平らにしてみました。天然芝の周りを円状にレンガで仕切っているんですが、レンガより土のほうが高い状態で、なおかつ中心にかけて盛り上がってました。
この状態では人工芝がしっかり設置できないので、レンガの高さより2センチくらい低く平らにしていきます。なかなかゴールが見えない作業に心が折れそうになりますが、今後の草むしりからの解放のために頑張ります!
平らにしました。。。向こうにあるのがあまった土たち。。。どうしましょ?^^;
慣らした後は、防草シートを敷きます。スキマがあると、そこから雑草が生えてくるということなのでちょっと余分目にカットします。防草シートは近所のホームセンターで購入しましたが、耐久性で3種類ありました。今回は一番強力な10年くらいもつやつを購入しましたが結構分厚くて不織布っぽいものを使っていてカットがしづらかったです。作業性面からはペラペラの安い方が絶対やりやすいです。どちらを取るかは優先順位次第ですね、
いよいよ人工芝の登場です。ネットでもいろんなタイプがありますが、今回は芝丈35mmの春芝(枯れた芝もミックスしたもの)をチョイス。購入費用8000円くらい。敷きたいところに敷いて長さを合わせてカットします。
で、敷き詰めた後は、レンガの円状に合わせてカット。ここは職人の技量が試されます。絶対に切りすぎてスキマが空いて見栄えが悪くならないように2センチほど大きめにカット。カットの方法で注意すべきはハサミを使って普通に切ると、表面の芝ごと切っちゃって短くなってしまうので、裏側にカットすべき線を描いて裏側からカッターナイフでザクザク切る方がおすすめです。ちなみに自分は子供の使っているクレヨンを借りて線を引いてましたw
こんなかんじ♪ちょっと余らした状態ですがいい感じですよね?モチベーションが上がってきましたw
仕上げカットして出来上がり♪(^^)/
人工芝のズレたり飛んでっちゃうのを防止するためのピンも付属してたのですが打ち込むとすぐ下の砂利に阻まれて最後まで打ち込めなかったので断念。でも1年以上たちますが台風の時でも無事でした。
見た感じもきれい。ここで。。。あれ?草むしり対策で人工芝敷いたけど、ゴルフの練習につかえるんじゃね?ってひらめいた!っていうか、ゴルファーのかたなら絶対気づきますよねw
そうなんですよ。アプローチ練習にピッタリなんですよねぇ。。。早速打ってみると、「おぉ!これはいい練習になる!」って確信しました。それまではアプローチショットをミスすることが多かったんですがここで練習することによって格段に上達しました。
YOUTUBEとかで、「おぉ、この打ち方いいねー!」って思っても今までだとすぐには練習場に行くわけにもいかないので、後回しになることも多かったのですが、「いいね!」って思った瞬間に庭で試せるっていうのは効果絶大です。そして色んな打ち方を時間無制限にできるので、自分に合った、シチュエーションに合った打ち方を色々試せるのが大きいです。練習場にアプローチ場があるところもありますが30分とかなのでなかなか身につかないですが、ここだと毎日できます。これは設置したあとで気づいた当初の目的プラスアルファのメリットでした。まさに一石二鳥♪
新築当時の雰囲気がよみがえりました♪
照明を設置して、ナイター練習もできますw
そして自分でできることがわかって、いい感じだったので。さらに外周部分の人工芝拡張工事をすることに決定。草むしりからの完全開放を目指しします。
同じ1m×10mの人工芝を再発注しました。
敷き詰めて。。。。カット。
これだけ自分でやるとそこそこ作業要領がわかってきますので楽しくなってきます。
はいこれで完成です。デッキブラシで芝を起こすとよりきれいになります。
それ以前は庭で遊ばなくなってた子供たちも、裸足で遊んだりしてます。
で、耐久性とか心配ですが1年半たった現在でも大丈夫です。
そして肝心の草むしりはどうなったか?というと・・・楽ちんです。ゼロではないんですが、たまに隙間から頑張って出てきた雑草を抜くくらいですみます。
ほかのメリットとしては 蚊が少なくなった!・・・気がします。湿気がなくなったせいかな。
デメリットを何点か・・・
1.落ち葉を掃除するのがちょいと大変です。
2.あとたまに猫フンされるのが困ります。人工芝にこびりついてとるのが大変。
3.夏場は熱いです!裸足では歩けませんw
以上です。全体の作業日数は5日くらいです。これを業者さんにお願いすると余裕で10万以上かかると思いますが、自分でやると合計2.5万円以下。これであの苦労してた草むしりから解放されるのなら大満足です。そしてゴルフの練習もできる♪
こういう作業が苦にならない人にはお勧めです。
そして、この状態だとせいぜい5ヤードくらいのアプローチ練習が限界なので、その後ネットを購入してバージョンアップしました!
これで50~80ヤードくらいのウェッジのショットが可能になりました。
そして、これだと打った球が自分の足元に戻ってくるので、無限に練習できます。
実際このおかげでアプローチが上達できました。
今回は「草むしり撲滅による時間節約」と「ゴルフ上達」の一石二鳥のお話でしたー。
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